施工事例

Works

海上土木事業

長年傾いていた灯台、修復工事を経て垂直に再建

数十年間にわたり傾いた状態で存在していた津居山港灯台が、このたび修復工事を経て、本来の垂直な姿を取り戻しました。

当該灯台は建設以降、潮流や大波の影響で基礎石の吸出しが生じ、徐々に傾きが進行していました。

構造的な安全性の観点からも、恒久的な対応が求められていたのが実情です。

工事期間中は灯台の機能を一時停止することの無いように、新設の灯台を据えて稼働を確認した後に、既設の灯台を撤去しました。地元の漁師さんをはじめとした航行船舶の安全確保を最優先とする方針のもと、作業は慎重に進めました。

工事は予定通り無事完了し、灯台は建設当初のように垂直に立ち直りました。

今後もこの灯台が、地域と海を見守り続けてくれることでしょう。